侍J松田「確実にアウトだった」“魔の8回”に痛恨捕球ミス

2017年03月23日 05:30

野球

侍J松田「確実にアウトだった」“魔の8回”に痛恨捕球ミス
<日本・米国>8回1死二、三塁、A・ジョーンズのゴロをはじく三塁手・松田 Photo By スポニチ
 【WBC準決勝   日本1―2米国 ( 2017年3月21日    ドジャースタジアム )】 侍ジャパン・松田が勝負どころでの守備のミスを深く悔いた。同点の8回、1死二、三塁のピンチ。内野が前進守備を敷いた中、A・ジョーンズの正面の緩いゴロをはじいてしまった。
 本塁を諦めて一塁へ送球し、打者はアウトとしたが決勝の走者がホームを滑り抜けた。「グラブに入ってさえいればホームは確実にアウトだったと思う。少し上体がぶれて投げられなかった。非常に悔しい思いです」と歯を食いしばった。前回13年大会の準決勝、プエルトリコ戦でも敗戦を決定づけた重盗ミスは8回。まさに“魔の8回”となってしまった。

 松田は1点を追う9回2死走者なしで、鋭いスライダーに空振りで3球三振。最後の打者にもなり「前回もこの準決勝で負けているメンバーとして、いつも以上の思いがあった。本当に悔しくてしようがない」と肩を震わせていた。

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