ソフトB千賀 圧巻13K!金子に投げ勝ち5勝目「緊張していた」

2017年05月10日 05:30

野球

ソフトB千賀 圧巻13K!金子に投げ勝ち5勝目「緊張していた」
<ソ・オ>8回2死一塁、伊藤を三振に抑えガッツポーズをする千賀 Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   ソフトバンク2―1オリックス ( 2017年5月9日    ヤフオクドーム )】 ソフトバンク・千賀が本拠地のお立ち台に上がるのは15年9月20日のロッテ戦以来、597日ぶりだった。オリックスの金子と投げ合った濃密すぎる97球。8回3安打1失点でハーラートップタイの5勝目にも、疲労は想像以上だった。
 「ようやく、納得いくピッチングができた。8回で130球くらいは行ったかなと思った。それくらい緊張していた」

 15年8月18日(京セラドーム)に先発初勝利を飾った金子との投げ合いに自然とスイッチは入った。「(ボールが)勝手に飛んでいった」と話す通り、2回先頭のT―岡田から3回無死の駿太まで4者連続三振。うち3人は3球勝負だった。最速153キロにフォーク、スライダーを交ぜ、先発全員から奪った三振は自己最多タイの13。3回に伊藤に浴びた一発以外はつけいる隙はなかった。

 昨季はビジターの8勝0敗に対し、ヤフオクドームでは4勝3敗。今季本拠地初登板となった前回2日の西武戦でも、6回2失点と消化不良だった。前日の8日はマウンドで踏み込み位置などを確認、突っ込み過ぎていたフォームを修正した。「普段はあまり見ないビデオも見た」と「外弁慶」克服へ、そしてエース対決へ集中した。

 自身初の5試合連続勝利で、チームに今季最多の貯金7をもたらし、首位・楽天にも2・5ゲーム差と詰め寄った。相手の絶対的エースに投げ勝ち、チームもさらに勢いづくはずだ。

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