森コーチ告別式に300人参列 恵加夫人「子供たちを全力で守っていきます」

2017年07月05日 05:30

野球

 多臓器不全のため6月28日に死去した西武・森慎二投手コーチ(享年42)の告別式が4日、西東京市の総持寺大日堂斎場で営まれた。東京ドームでのナイターを控えた1軍全選手や球界関係者ら約300人が参列し、最後の別れを告げた。
 斎場の入り口には現役時代の写真などが飾られた。喪主を務めた妻の恵加(あやか)さんは「シーズン途中で幼い子供3人を残していくことがどんなに心残りだったことでしょう。パパ本当にありがとう。パパの分まで子供たちを全力で守っていきます」と涙ながらにあいさつした。関係者の手で運び出された棺には、死去後初勝利となった3日の日本ハム戦のウイニングボールが納められた。

 96年ドラフトで西武に同期入団した和田一浩氏(元中日)は「これから西武が強くなるための大事なパーツだった」と言い、「慎二から教わったものを後輩が結果で出してほしい」と故人の思いを代弁した。

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