九州三菱自エース谷川、156球13K実らず「力尽きました」

2017年07月15日 05:30

野球

九州三菱自エース谷川、156球13K実らず「力尽きました」
<九州三菱自動車・トヨタ自動車>タイブレーク延長12回1死満塁、藤岡にサヨナラ満塁弾を浴びぼう然とする九州三菱自動車先発・谷川 Photo By スポニチ
 【第88回都市対抗野球1回戦   九州三菱自動車1―5トヨタ自動車 ( 2017年7月14日    東京D )】 九州三菱自動車のエース谷川の粘投も実らなかった。スライダーと新球シュートを駆使し、延長11回まで13奪三振で1失点。156球目の直球を満塁本塁打されたが「後悔はしたくなかったので、ストレートのサインにうなずきました。最後の最後に力尽きました」と敗戦を受け入れた。
 九州北部を襲った豪雨により、福岡県筑前町のグラウンドは水浸しとなり、練習は室内で行われた。本大会前の練習試合は10日に東京入りしてから2試合行ったのみだった。

 バックネット裏から観戦した巨人の岡崎郁スカウト部長も「うちの高木勇人に似ている。ドラフト候補に入ってくる」と評価したが、谷川は「調整は難しかったが、それを言い訳にしたくなかった」と悔しそうに話した。

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