1部復帰の立正大 開幕白星 代打・佐々木斗11回サヨナラ弾

2017年09月06日 05:30

野球

1部復帰の立正大 開幕白星 代打・佐々木斗11回サヨナラ弾
<国学院大・立正大>延長11回無死、左越えにサヨナラ弾を放ち生還する立正大・佐々木斗(中央) Photo By スポニチ
 【東都大学野球第1週第1日   立正大3―2国学院大 ( 2017年9月5日    神宮 )】 開幕し、15季ぶりに1部復帰した立正大が国学院大を相手にサヨナラ勝ちで発進した。延長11回、代打・佐々木斗夢内野手(2年)が本塁打で試合を決めた。日大は今春リーグ覇者の東洋大に逆転で先勝した。
 興奮のあまり、佐々木斗は全速力でダイヤモンドを回って歓喜の輪に飛びこんだ。代打サヨナラ弾で15季ぶりの1部白星に導き「チームのために打てて良かった。うれしい」と頬を紅潮させた。

 2年生ながら代打の切り札。試合中、相手の左腕・山岡の投球に目をこらした。「ツーシーム主体。浮いてきたところを狙う」。同点の11回にフルカウントから、狙い通り甘く入ってきたツーシームをフルスイング。左翼席へ叩き込んだ大学リーグ戦1号は、値千金の一発となった。

 北照では通算25本塁打。大学日本代表に今夏に入った捕手・小畑を追って立正大に進み「よく助言をもらう。今日も思い切り行けと言ってもらった」と“師匠”に感謝した。坂田精二郎監督は「良いスタートができた。ここで得た自信をどう生かすか」と先を見据えた。 (松井 いつき)

 ▼国学院大・鳥山泰孝監督(延長11回、エース山岡がサヨナラ本塁打を浴び)山岡に任せました。投手の責任ではなくもう少し点を取らないとね。

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