開幕ローテ狙う中日・笠原 控えめな“大谷世代”が強打者ねじ伏せる
2018年02月14日 08:32
野球
同学年のエンゼルス・大谷とは対照的な野球人生を送ってきた。新潟・新津高では県大会2回戦が最高成績。甲子園で躍動する大谷や阪神・藤浪の姿を「次元が違うな」と人ごとのように見ていた。
同じプロの舞台に立つきっかけとなったのが、恩師である新潟医療福祉大の佐藤和也監督だ。佐藤監督が新潟明訓から同大の野球部監督に就任すると聞き、野球を続ける決心を固めた。創部したばかりの野球部に1期生として入部。地道な走り込み、投げ込みで最速は135キロから147キロまでアップ。4年時には大学日本代表候補にまで成長し、プロ入りをかなえた。
1年目の昨季はシーズン終盤、先発ローテーションに入り9月18日の巨人戦で8回無失点で初勝利。「チェンジアップが大学時代より使えるようになり、緩急を覚えた」と手応えをつかんだ。
開幕ローテーション入りを狙い、今キャンプは「全部レベルアップ」と制球力や変化球に磨きをかけている。その一方で「僕は目立つ方でない。負けたくはないけど、ドラ1トリオ(鈴木翔、小笠原、柳)にくっついていけたら」と控えめに笑う。謙虚にひたむきに白星を積み重ねる。 (徳原 麗奈)
=終わり=
《番記者寸評 自信への1番の近道は“勝利”》 「同世代の女子としゃべるのが苦手」と自他ともに認めるシャイボーイ。プロ入り時に佐藤監督から「自信」と書かれた色紙を贈られたのもうなずける。その自信をつかむ一番の近道は勝利。宝刀チェンジアップを武器にどんどん白星を重ねれば、2桁勝利も遠くないはずだ。
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