ヤクルト6盗塁 積極姿勢に収穫 恐れられる軍団に

2018年02月16日 05:30

野球

ヤクルト6盗塁 積極姿勢に収穫 恐れられる軍団に
<ヤクルト・韓国ハンファ>6回1死、二塁へ盗塁する上田(右) Photo By スポニチ
 【練習試合   ヤクルト5―5韓国ハンファ ( 2018年2月15日    浦添 )】 走塁改革を掲げるヤクルトが、対外試合初戦で収穫を手にした。6盗塁という数字だけではない。小川監督が「走塁の意識が出た」と振り返ったように、次の塁を狙う積極姿勢が浸透しつつある。
 4回無死一、二塁から武内が二ゴロ。併殺崩れで1死一、三塁となると、代走の上田がすかさず二盗に成功した。3得点につながり、指揮官は「ああいうのは考えている攻撃」と目を細めた。2回に山田哲、5回には塩見がけん制で刺されたが、意識的に大きなリードを取ったためだ。昨季112盗塁の広島から加入した河田外野守備走塁コーチは「昨年敵チームから見ていて“リードが大きいな”という選手は見られなかった」と明かした。最下位からの巻き返しへ、恐れられる軍団へと変貌していく。 (町田 利衣)

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