大谷 WOW!135メートル弾 ソーシア監督うならせた
2018年02月16日 05:30
野球
「打撃練習のやり方とか回り方も全然違うし、今日初めてやったスタイルだったので、それ(周囲の視線)を気にする余裕は僕にはなかった」
両翼約109メートル、中堅128メートルの広さを誇る「フィールド2」で行われたフリー打撃。33スイングで7本の柵越えを放った。18スイング目で初本塁打を放つと一気に量産。7、8球を5人一組で回し、打撃投手がマウンドから約3分の2の距離で速いテンポで投げるメジャー式。さらに、打撃投手を務めたマイナーのコーチは「野手投げ」でテークバックが極端に小さい。そんな日米の違いに戸惑いながらも「打者・大谷」として、対応力の高さとパワーを見せつけ「慣れていければもっともっといい練習ができる」と話した。
さらに勝負強さも発揮した。ソーシア監督が大谷の32スイング目の前に「ゲーム開始」と合図。以降の打者は大谷と同じ打球を打たなければいけないルールだったが、いきなり右越え本塁打し、同僚や指揮官とグータッチを交わした。気温13度で、アリゾナでは珍しく小雨が降り続けたが、背番号17の赤ユニホームで躍動。大谷を初めて生で見た指揮官は「強く、動く球に対応してくれると信じている。そういうものを全て超えてくれる選手」と期待を寄せた。
15日に初ブルペンに入る。休日の少ないメジャーのキャンプでの二刀流調整は試行錯誤の連続だが「思ったようにいかなかったりするけど、練習一つとっても僕にとって楽しいこと。どんどんクリアするように工夫してやりたい」。大谷の目は決意に満ち、希望で輝いていた。 (柳原 直之)
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