【東尾修 視点】4連勝の西武 王者ソフトに「隙」見せた終盤は反省を

2018年04月04日 09:30

野球

【東尾修 視点】4連勝の西武 王者ソフトに「隙」見せた終盤は反省を
2番手で力投する野田 Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   西武7―4ソフトバンク ( 2018年4月3日    メットライフD )】 開幕4連勝。西武は勢いに乗っているが、相手は王者ソフトバンクだ。得点差がいくらあろうと絶対に手綱を緩めても、隙を見せてもいけない。終盤8、9回の守りは今後の教訓にしてほしい。
 4点差の8回は野田が登板。2番からの上位打線だっただけに同じ左腕でも実績上位の武隈でいくべきだった。野田は先頭打者に四球。1死からつぎ込んだ3番手・平井も苦しくなり四球に失策も絡んで満塁にした。最後は松田を抑えたが一発で同点の場面をつくってしまったのが「隙」だ。今日以降の戦いも想定して9回もきっちり締めなければいけなかった。

 6回の浅村の同点二塁打は、内角高めのボール球を鋭いスイングで巻き込んでフェアゾーンに運んだ。ファウルにならないのは高い技術の産物で、山川の決勝2ランの呼び水になった。打線は隙なし。今後は昨季1勝11敗の鬼門・ヤフオクドームでの戦いも待つ。王者の上に立つには、守りでも一切の隙を排除しなければならない。

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