マー 同じア・リーグの大谷は敵「もう“頑張って”ではダメ」

2018年04月06日 05:30

野球

マー 同じア・リーグの大谷は敵「もう“頑張って”ではダメ」
ヤンキースの田中 Photo By スポニチ
 ヤンキースの田中将大投手(29)が4日(日本時間5日)、エンゼルス・大谷との対戦に向けて静かに闘志を燃やした。
 投打で鮮烈なデビューを飾った23歳について「一選手として見ています。同じリーグで対戦があるし、別に“頑張ってほしい”なんて、そんな目で見ていない。対戦したら抑えなきゃいけない」と冷静に語った。

 田中は現在のローテーション通りなら、今月27日(同28日)に日本選手の先陣を切ってエ軍戦に投げる。大谷の中6日が続けば登板2日前にあたり、打者として相まみえる可能性がある。だから、本塁打を放った際にも「ああ打ったか、凄いなあと思ったくらい」だという。自身がまだ果たしていないリーグ優勝を目指す上で、抑えなければいけない敵。「同じリーグで対戦するわけだから、もう“頑張ってほしいな”では駄目なんです」と表情を引き締めた。

 この日は、5日(日本時間6日午前7時35分開始)のオリオールズ戦での今季ホーム初先発に備え、本拠地でキャッチボールなどで調整した。先月30日ブルージェイズ戦では6回3安打1失点で白星を挙げたが、自身が満足のいく内容ではなかった。「修正はしてきたのでそれをゲームで出していく」と誓った。

 《11打数無安打6三振》日本ハム時代、大谷は楽天時代の田中と13打席対戦して11打数無安打、6三振と抑え込まれた。この日、サイ・ヤング賞2度のクルバーを攻略した大谷は、田中以外の沢村賞受賞者では金子(オリックス)に24打数6安打、摂津(ソフトバンク)に13打数3安打、涌井(ロッテ)に8打数1安打、前田(当時広島=現ドジャース)に7打数2安打、菅野(巨人)に2打数2安打、ジョンソン(広島)に1打数無安打だった。

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