連続試合出場ピンチ…広島・丸 29日にも抹消濃厚 右太腿裏筋挫傷

2018年04月29日 05:15

野球

連続試合出場ピンチ…広島・丸 29日にも抹消濃厚 右太腿裏筋挫傷
<広・神>5回1死二、三塁、丸は大山の打球を好捕するも右脚を負傷 Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   広島7―5阪神 ( 2018年4月28日    マツダ )】 広島・丸佳浩外野手(29)が28日の阪神4回戦で負傷交代し、広島市内の病院で「右ハムストリング(太腿裏)筋挫傷」と診断された。29日に出場選手登録を外れることは濃厚で、昨季MVPを欠く緊急事態が起きた。
 5回1死二、三塁で大山の中堅前への飛球を飛び込んで好捕した際に右足を地面で強打。右足を引きずりながらベンチに引き上げ、試合途中で病院へ向かった。試合後の緒方監督は「もし彼が出られないならチーム全員でカバーして頑張るだけ」と気丈でも、診断結果を受けて松原チーフトレーナーは「明日の状態を見てから監督などに報告します」と険しい表情だった。

 今季も開幕から不動の「3番・中堅」として打率・312、5本塁打、16打点。リーグトップの出塁率・530を誇り、攻守で中核を担ってきた。くしくも「鉄人」と称された衣笠祥雄氏を追悼した一戦で13年5月20日のロッテ戦からの連続出場は700試合に到達。先発出場も15年6月9日の西武戦から397試合連続で、昨季までの2連覇中に丸の名前が先発から消えることは一日もなかった。

 登録を外れれば故障理由ではプロ11年目で初。選手層は厚くても空いた穴は大きい。

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