奈良間 名誉挽回ならず最後の打者 好機に凡打「反省点ばかり

2018年09月05日 23:23

野球

奈良間 名誉挽回ならず最後の打者 好機に凡打「反省点ばかり
<日本・韓国>5回1死一、二塁、奈良間は一邪飛に倒れる(撮影・岩崎 哲也) Photo By スポニチ
 【第12回BFA U18アジア選手権 1次ラウンド   日本1―3韓国 ( 2018年9月5日    サンマリン宮崎 )】 手が出なかった。2点を追う9回。2死から1番で報徳学園の小園海斗遊撃手が左前打で出塁し、常葉大菊川の奈良間大己二塁手に名誉挽回のチャンスが巡ってきた。カウント1―2から151キロの外角直球を見逃してあえなく三振。最大のライバル韓国に今大会初黒星を喫し、1次ラウンド2位でスーパーラウンドに進むことになった。
 「ダメですね。反省点ばかりです」

 思わず悔しさをにじませた。第1打席こそ四球を選ぶも、3回の第2打席では2死二塁で中飛、5回の1死一、二塁でも一邪飛に倒れた。いずれもチャンスで凡退し、今大会3試合の打率も3割を切り・231(13打数3安打)まで落ちた。

 この日は注目の金足農・吉田輝星投手が先発登板。絶対に負けてはいけない相手に初回こそ3ランを浴びたとはいえ、エースに黒星を付けたくなかった。追いかける展開に力が入った!?しかも、積極果敢に初球からバットを振っていくことが持ち味でありながら、全5打席でボールを見るシーンが目立った。

 「前向きな姿勢を見せること。元気!?そうです。あとはバットを振って行くことで勢いを付けたいです」

 今夏静岡大会で・818を残し、甲子園でも中堅左に一発を放り込むなどブレークした奈良間はこのままでは終わらない。7日の台湾戦から巻き返す。

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