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DeNA井納7回零封5勝 初回打球直撃で目覚めた?「歩くのも痛い!」

2018年09月08日 05:30

野球

DeNA井納7回零封5勝 初回打球直撃で目覚めた?「歩くのも痛い!」
初回無死、坂口の打球が井納を直撃する (撮影・大塚 徹) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   DeNA4―1ヤクルト ( 2018年9月7日    横浜 )】 お立ち台での第一声は「歩くのも痛い!」。DeNA・井納の叫びが横浜スタジアムを沸かせた。7回を2安打無失点。「一撃」でスイッチが入った。初回、先頭・坂口への1球目。強烈なライナーを右足甲に受けた。自ら治療を申し出て、ベンチに下がった。
 ラミレス監督は続投を諦めかけたが、本人が「行かせてください」と直訴。マウンドに戻ると山田哲に左前打を許したが、バレンティンを149キロ直球で右飛に仕留めた。「いつも力みすぎてハチャメチャだけど、逆に集中できた」と振り返るように2回1死から4者連続三振を奪った。

 4日の巨人戦(金沢)で先発の予定が台風の影響で中止になり、3日後のこの日に変更された。金沢からの新幹線移動は客室乗務員のサービス付きの「グランクラス」を自費で利用し、静養に充てた。

 3位・巨人に3.5ゲーム差とし、3年連続のCS進出に望みをつないだラミレス監督は「ここからはベテランの力が必要」と強調。5勝目を挙げた井納も「一試合一試合、諦めない」と語気を強めた。 (君島 圭介)

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