工藤監督 早めの継投裏目もギータ劇弾に救われた「心臓は今にも飛び出しそう」

2018年11月01日 23:24

野球

工藤監督 早めの継投裏目もギータ劇弾に救われた「心臓は今にも飛び出しそう」
<ソ・広>延長10回無死、右越えサヨナラ本塁打を放ちナインの出迎えを受ける柳田(撮影・中村 達也) Photo By スポニチ
 【SMBC日本シリーズ2018第5戦   ソフトバンク5―4広島 ( 2018年11月1日    ヤフオクD )】 ソフトバンク・工藤公康監督(55)の大きな瞳がいつも以上だった。
 延長10回、柳田の劇的なサヨナラ弾で3連勝とし、日本シリーズ2連覇に王手をかけ「追い越し、追い越されて、また追いついて。僕の心臓は今にも飛び出しそうです!」。興奮をしずめるようにゆっくりと、かみしめるように勝利の余韻をかみしめた。

 4回に2―1と試合をひっくり返すと、先発・千賀を5回途中で諦めて早めの継投に出た。しかし、いずれも3連投となったモイネロと武田が被弾。試合がもつれた。「途中失敗もあって投手の方には申し訳ないと思いもある」と選手へ謝罪の言葉を口にしたものの、執念が実った。

 王手をかけ、3日に敵地マツダスタジアムでの第6戦に臨む。「とにかくあさってです」。その瞳に頂点への道筋がくっきりとみえていた。

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