スカッグス投手の検死結果はシーズン終了まで未公表 遺族が希望

2019年07月04日 14:19

野球

スカッグス投手の検死結果はシーズン終了まで未公表 遺族が希望
1日に急死したエンゼルスのスカッグス投手(AP) Photo By AP
 1日に急死したエンゼルスのタイラー・スカッグス投手(享年27)の検死結果は、レギュラーシーズンが終了する10月初旬まで公表されないことになった。同投手はテキサス州サウスレイクのホテルの自室で遺体となって発見され、2日に検死が行われたもようだが、USAトゥデー紙によれば、母デビーさんや7カ月前に結婚したカーリ夫人を含む遺族側が、同州ターラント郡の検視局に対して結果の公表を“先送り”することを要望。検視局ではこれを受け入れて、「最終検査が完了するまでは情報提供を差し控える」と10月2日ごろまで結果を明らかにしない方針を固めた。
 一方、球宴初出場が決まっていたエンゼルスのトミー・ラステラ内野手(30)は2日のレンジャーズ戦でファウルボールを右脚に受け、検査の結果「脛骨の骨折」と診断された。全治まで8~10週間ほどかかる見込み。エンゼルスは今季7勝を挙げていたスカッグス投手だけでなく、打率・300、16本塁打、44打点をマークしていた主力打者も戦列から離れる“緊急事態”と直面している。

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