マー君 今季11勝目ならず 大量援護も4回8安打4失点降板

2019年09月09日 11:21

野球

マー君 今季11勝目ならず 大量援護も4回8安打4失点降板
レッドソックス戦に先発したヤンキース・田中(AP) Photo By AP
 【ア・リーグ   ヤンキース―レッドソックス ( 2019年9月8日    ボストン )】 ヤンキース・田中将大投手(30)が8日(日本時間9日)、敵地ボストンでのレッドソックス戦に先発登板。4回8安打4失点で降板し、勝敗はつかず今季11勝目(8敗)とはならなかった。
 今季、ここまでレッドソックス戦では2度の先発機会で防御率40・50と相性が悪い田中。6月29日(同30日)のロンドンでのゲームでは2/3回で6失点と炎上。7月25日(同26日)のボストンでは、3回1/3で自己ワーストの12失点という屈辱も味わった。

 この日は初回、先頭のベッツにいきなり中前打を許した。しかし、続くディバースを空振り三振に仕留めると、3番・ボガーツを遊ゴロ併殺打に打ち取り、無失点での立ち上がりとなった。

 味方打線が2点を先制した直後の2回は、2死から安打を許したが、後続を打ち取り無失点。だが、4―0の3回に1死一塁から9番・ブラッドリーに左越え18号2ランを浴びた。

 なんとかリズムを取り戻したかったが、6―2と再び4点リードとなった4回には7番・モアランドに右翼線適時二塁打、続くレオンにも左越え適時二塁打と下位打線に痛恨の連打で点差を縮められた。4回までは投げ切るも田中は5回のマウンドには上がることなく降板。結局、4回80球を投げ、8安打4失点無四球2奪三振で勝ち投手の権利は得られず、防御率は4・53となった。

 それでも打線が強力援護。2回にトーレスの左越え35号2ラン、3回にはジャッジのレフトへの適時打などで2点を加え、4回には、2死二塁からトークマンが右越え13号2ランを放った。ヤンキースがリードのまま、試合は中盤へ突入している。

 田中は前回登板の2日(同3日)、レンジャーズ戦(ニューヨーク)では、6回を7安打2失点と粘りの投球を見せたが、打線の援護なく今季8敗目(10勝)を喫していた。

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