立命大 プロ注目左腕・坂本が痛恨悪送球…試合後は号泣「今まで何をしてきたんだ」

2019年09月09日 16:56

野球

立命大 プロ注目左腕・坂本が痛恨悪送球…試合後は号泣「今まで何をしてきたんだ」
<関大・立命大>5回、バントを処理する立命大・坂本裕哉 Photo By スポニチ
 【関西学生野球2019年度秋季リーグ 第2節第3日   関大5―0立命大 ( 2019年9月9日    皇子山 )】 本塁が遠かった。春の王者・立命大は関大との3戦でわずか2得点に終わり、この日は完封負け。今秋ドラフト候補に挙がるエース左腕の坂本裕哉(4年=福岡大大濠)も5回3失点と本来の投球ができず、勝ち点を落とした。
 0―1と1点ビハインドの5回、坂本自身が守備で崩れた。無死一塁から投前に転がったバントを一塁へ悪送球。無死一、三塁から次打者のスクイズを本塁へ送球したが間に合わず、2点目を献上した。打線が相手左腕の高野脩汰(3年=出雲商)を打ちあぐねていただけに、この1点は痛かった。

 敗戦の責任を一身に背負い込んだ坂本は「今まで何をしてきたんだというピッチングをしてしまった。4年間の集大成を見せないといけないのに、それがすごい悔しくて…」と号泣。まだ3節を残すだけに「ここから巻き返せるようにエースとして圧倒的なピッチングをして大学野球を終えたい」と必死に前を向いた。

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