西城陽 準決勝敗退で近畿大会出場ならず 元横浜投手の染田監督「チャンス生かしたかった」

2019年10月05日 17:18

野球

西城陽 準決勝敗退で近畿大会出場ならず 元横浜投手の染田監督「チャンス生かしたかった」
 <西城陽・京都翔英>ベンチから指示を送る西城陽・染田賢作監督 Photo By スポニチ
 【秋季京都府高校野球大会・準決勝   京都翔英6―3西城陽 ( 2019年10月5日    わかさスタジアム京都 )】 西城陽が京都翔英に敗れ、京都大会の上位2校に与えられる近畿大会出場権を逃した。元横浜投手で今年4月に就任した染田賢作監督(37)は「これまでツイていることが多かったので、なんとかチャンスを生かしたかった」と残念がった。
 2回に先発の沢田健登投手(2年)が3連打で先制を許すと、1年生エースの井上周汰投手にスイッチ。7回からは右サイドスローの横川竜之進投手(2年)につないだ。

 今大会は攻撃的な野球を貫き、地区予選の3試合で32得点と打線が機能。府大会初戦の2回戦では3月まで部長を務めていた乙訓を9―8の接戦で制し、準々決勝は鳥羽に4―2で逆転勝ち。この日も5点を追う3回に2安打と敵失などで3点を返す意地を見せたが、4回以降は1安打に抑えられた。

 就任から半年が過ぎ、選手の成長も課題も感じている。
 「まだまだ手探りの部分が多い。安心して見ていられるピッチャーをつくりたい」

 元投手らしく、来春に向けてディフェンス面にも力を入れるつもりだ。

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