MLB3地区再編案 リーグ解体し東・西・中の各10球団に

2020年04月30日 02:30

野球

 大リーグ機構(MLB)が全30球団を東西、中3地区の各10球団に再編して開催する案を協議していると28日(日本時間29日)、全国紙USAトゥデー(電子版)が報じた。
 6月下旬か、遅くても7月2日までに開幕し、各球団の本拠地で無観客により最低100試合の実施を目指すという。案では両リーグを解体。東は田中が所属するヤンキース、筒香のレイズ、山口のブルージェイズ、西は大谷のエンゼルス、菊池と平野のマリナーズ、中はダルビッシュのカブス、前田のツインズ、秋山のレッズなどに区分けする。ブレーブスが中、パイレーツが東に入れ替わる以外は、昨季までの両リーグの地区と同じ。移動抑制のため、対戦は同地区内に限定する。

 かねて今季開催はアリゾナ州のみ、アリゾナ、フロリダ両州、テキサス州を加えた3州の3つのプランが浮上していたが、一部選手が家族と離れてプレーすることに抵抗を示していた。MLBのロブ・マンフレッド・コミッショナーは開幕の条件に「選手やファンにとって安全に試合ができ、感染が悪化しない」ことを挙げている。

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