阪神・藤川“ロケットスタート”誓う「一息でシーズンを駆け抜けていきたい」

2020年06月19日 05:30

野球

阪神・藤川“ロケットスタート”誓う「一息でシーズンを駆け抜けていきたい」
投内連係の練習に参加する藤川(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 阪神・矢野監督から全幅の信頼を寄せられる守護神・藤川は「ロケットスタート」を誓った。開幕が不透明な期間もシーズン中同様の心境で調整。120試合の短期決戦になるだけに、初マウンドから持てる力を出し切る覚悟を口にした。
 「例年以上にいかにゲームに集中するかが問われる。明日から始まるので、例年通り、それよりさらに強い気持ちで。一息でシーズンを駆け抜けていきたいと思います。コロナのことがあって、大きく、大きく息を吸い込む時間があったので、その分、一気にはき出していきたい」

 抑え復帰を自らに課し、オフから調整を続けてきた。例年は戦いの日々が続くこの3カ月間は「シーズン中と同じような気持ちで、トレーニングなどして過ごしていこうと計画していたんで、ものすごく自然ですね」と準備万端だ。3日の広島戦での腰の張りを訴えた緊急降板も、あくまで「6・19」に万全で臨むための措置。開幕前最終戦だった14日オリックス戦では持ち場の9回を無安打無失点で締め、最終リハを完了させた。

 東京ドームではマウンドの状態も入念にチェック。あと7に迫る日米通算250セーブについての話題はひとまず封印し、チームの1勝のために剛腕を振るう。(山添 晴治)

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