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阪神・ボーア ヘッドが返りにくくなり差し込まれる分、打球が上がりやすくなる効果期待

2020年08月16日 05:30

野球

阪神・ボーア ヘッドが返りにくくなり差し込まれる分、打球が上がりやすくなる効果期待
5回1死一、二塁、右前適時打を放ったボーア (撮影・後藤 大輝) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   阪神10―2広島 ( 2020年8月15日    京セラD )】 【亀山つとむ 視点】ボーアに求められるものはゴロではなく、フライボールです。16試合本塁打がない現状を踏まえると、やや引っかけ気味になっていることが想定されます。この日からオープンスタンスに構えるようになりましたが、ヘッドが返りにくくなり差し込まれる分、打球が上がりやすくなる効果が期待されます。
 球場のサイズ、今季のボールの飛距離を考えれば、ボーアなら反対方向でも十分に放り込めます。最後の本塁打(7月28日・ヤクルト戦)は右翼ポール際へのライナーですが、あの打球を追い求めすぎると引っかけてゴロアウトが多くなってしまいます。今は、速い球を左中間方向へ打ち出すイメージの方が、結果として飛球になる。ホームランにこそなりませんでしたが、1、2打席目の飛球気味のヒットは今後に期待を抱かせるものと言えました。
 

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