広島が最下位に転落 今季6度目延長戦もいまだ白星なし 投手陣踏ん張るも打線援護できず

2020年08月16日 21:44

野球

広島が最下位に転落 今季6度目延長戦もいまだ白星なし 投手陣踏ん張るも打線援護できず
<神・広>10回を抑え、阪神と引き分けに持ち込んだ広島ナイン(撮影・平嶋 理子)  Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   広島2―2阪神 ( 2020年8月16日    京セラD )】 広島は2点差を追いついて今季6度目の延長戦に突入したが、2―2で阪神と引き分けに終わり、この日勝った中日に抜かれてゲーム差なしの最下位に転落した。広島の今季延長戦成績は1敗5分けでいまだ勝ちなし。
 広島は初回、先発右腕・遠藤が先頭・近本を遊ゴロに打ち取ったが、これを名手・田中広がファンブルして出塁(記録は失策)を許すと、続く糸井に右前打、サンズには四球を与えていきなり無死満塁のピンチ。主砲・大山の二ゴロ併殺打の間に先制を許し、ボーアの右前へポトリと落ちる適時打で2点目を失った。

 それでも遠藤がその後は得点を許さず、6回4安打2失点(自責0)で降板。打線は0―2で迎えた6回に1死から主砲・鈴木誠が中越え三塁打で出塁して続く松山の右前適時打で1点差に迫り、8回にはこの回から登板した阪神3番手・岩崎の暴投で同点。9回には1死から10球粘った菊池涼が四球を勝ち取って出塁し、犠打で2死二塁となってから勝負強い会沢が代打で登場したが、9球目を打った中前へ抜けるかと思われた痛烈な当たりが好捕された。

 延長10回は西川、磯村、野間が3者凡退に終わり、勝利が消滅。9回、10回とイニングまたぎとなったフランスアは打者6人を無安打にピシャリと抑えて引き分けに持ち込んだ。
 

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