巨人・畠、今季初勝利も「最後まで投げたかったです」 プロ2度目完封に続いて完投も「あと2人」で消滅

2021年04月14日 20:56

野球

巨人・畠、今季初勝利も「最後まで投げたかったです」 プロ2度目完封に続いて完投も「あと2人」で消滅
<巨・中>同級生の投打のヒーロー、松原(左)と畠はお立ち台で笑顔を見せる (撮影・森沢裕) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人5―1中日 ( 2021年4月14日    東京D )】 巨人の5年目右腕・畠世周投手(26)が中日戦(東京D)で今季2度目の先発登板。プロ2度目となる完封&完投こそ逃したものの9回途中まで9三振を奪う1失点好投で今季初勝利を挙げ、チームに今季初の3連勝をもたらした。
 畠は今季初登板初先発となった7日の阪神戦(甲子園)で4回途中5安打4失点(自責3)で敗戦投手に。「前回、思うようなピッチングができなくて中継ぎ陣や野手の方に迷惑かけたと思ったんで、きょうは1イニングでも多く投げようと思って投げました」と意気込んで臨んだこの日も初回、先頭・大島に初球の150キロ直球を左前打されるなど中日打線に2安打を許し、1死一、二塁といきなりピンチを迎える苦しい立ち上がりとなった。

 だが、このピンチでA・マルティネス、高橋周の後続を打ち取り無失点で切り抜けると、2回以降7回までノーヒット投球。打線は3回に打者10人で6安打を集中し、松原の先制打、坂本の2点適時二塁打、梶谷の2号2ランで一挙5点を先取して畠を強力援護した。畠は5―0で迎えた8回に2安打を許して1死一、二塁のピンチを迎えたが、福留、福田を抑えて失点を許さず。プロ初完投初完封勝利を飾った昨年11月1日のヤクルト戦(東京D)以来2度目となる完封まであと1イニングに迫った。

 だが、迎えた9回。先頭のA・マルティネスに投じた111球目を右翼スタンドに運ばれ、完封が消滅。その後も続投したが、さらに2安打を許したところで降板し、プロ2度目となる完投勝利も「あと2人」で届かなかった。それでも2番手のデラロサが後続をピシャリと抑えて試合終了。今季初勝利を喜ぶとともに「9回の先頭バッターにホームランを打たれてしまったんで、そういうのをもっとこれからなくしていかないといけないと思います」と反省も口をついた畠は「最後まで投げたかったです」と悔しがった。

 それでも先発ローテーションを確固たるものにするためには大きな1勝。「1戦1戦やるしかできないんで。与えられたところを頑張っていきたいと思います。次も頑張ります」と意気込んでいた。

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