松井秀喜氏 伝説の「10.8」を回想 「天国か地獄しかない。最も緊張感のある試合だった」

2021年04月14日 18:38

野球

松井秀喜氏 伝説の「10.8」を回想 「天国か地獄しかない。最も緊張感のある試合だった」
1994年10月8日<中日・巨人26回戦>優勝を決めたナゴヤ球場のスコアボード Photo By スポニチ
 ニッポン放送「ショウアップナイター 巨人×中日」が14日、番組の放送開始55周年を記念し“特別広報大使”に就任した松井秀喜氏(46)の独占インタビュー第2弾を放送。米ニューヨークからリモートでインタビューに応じた松井氏が、伝説の「10.8決戦」を語った。
 1994年10月8日の巨人―中日戦は、同率首位で並んで直接対決を迎え、勝ったチームが優勝という球史に残る伝説の一戦となった。松井氏は「天国か地獄しかない。ペナントレースの中では最も緊張感のある試合でした」と表現した。

 「不利な状況だったと思うんですけれども。独走していたのを追いつかれて、しかも最後の試合、敵地に乗り込んでの試合だったわけですから」と、中日に猛追されて同率首位に並ばれ、しかも敵地という厳しい状況だったことを振り返った。「監督、選手みんなの気持ちが一つになって向かっていけた。これ負けたら普通の優勝逃すショックとまったく違う度合のショックの大きさだったと思いますね」と語った。

 当時の松井氏は入団2年目。「私は2年目の若造。20歳なりの責任感を持ちながらやっていましたよ。主力として経験できて、しかも勝てたというのは、若い時の大きな出来事で。またそれをその後にプラスにしていけた試合だったと思います」と回想した。

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