ソフトB 4連勝で止まる「全部勝てるわけではない まだまだこれから」

2021年04月14日 05:30

野球

ソフトB 4連勝で止まる「全部勝てるわけではない まだまだこれから」
9回に登板した田浦(左)は失点を重ね厳しい表情 Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   ソフトバンク4―7オリックス ( 2021年4月13日    ペイペイD )】 ソフトバンクは今季初の逆転負けで連勝が4で止まった。初回に栗原陵矢捕手(24)の右前適時打で先制したが6回に勝ち越され、9回に5番手で登板した田浦文丸投手(21)が5失点し突き放された。9回、川島慶三内野手(37)と長谷川勇也外野手(36)の適時打などで反撃し完敗は逃れたが、届かなかった。オリックス戦は19年7月に喫して以来となる3連敗。昨季17勝5敗2分けと貯金を稼いだお得意様に苦戦している。
 オリックスの先発・田嶋に打線が抑え込まれた。切れのある直球、手元で動くツーシーム。そして緩い変化球にゴロの山・・・。交代する7回途中まで、田嶋から放った安打は初回、栗原の適時打1本だけ。2回から6回までは二塁も踏ませてもらえなかった。

 工藤監督は「コントロールがよかった。緩急をうまくつけられると、やっぱりね。バッターは甘い球は打つけど、(いい)コースの球は正面に飛ぶ。コントロールがいいと、難しいかな」と脱帽するしかなかった。

 打線は2試合連続2桁安打と好調だったが変則左腕を打ち崩せなかった。9回に代打攻勢で救援陣から3点をもぎ取ったが、遅かった。「うちの打線も上向きになっているだけにね」と中盤までの貧打を悔やんだ。

 チームは7戦ぶり黒星。昨年17勝5敗の“お得様”オリックスには19年以来2年ぶりの3連敗。開幕15試合連続1桁安打だったオリックス打線に11安打を許し7失点した。指揮官は「また20個以上戦わないといけないので、辛抱強く、粘り強くやっていきたいと思います」と切り替えた。

 14日は前回2安打で完封された山本との再戦。好投手との対戦が続く。「ピッチャーがよければそうそう点は取れない。先発をしっかり打ったり、取るまでなんとか我慢する、取られても同点までというところ」と強調し、「全部勝てるわけではない。まだまだこれから」。それだけにカード初戦で勢いをつけたかった。もしオリックス戦4連敗なら、16年8月から9月にかけて記録して以来となる。5年ぶりの屈辱は許されない。  

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