体重118キロの巨漢右腕がメジャーでデビュー ブルージェイズのマノアが初先発で初勝利

2021年05月28日 12:43

野球

体重118キロの巨漢右腕がメジャーでデビュー ブルージェイズのマノアが初先発で初勝利
ヤンキース戦でメジャー初登板を果たして勝利投手となったブルージェイズのマノア(AP) Photo By AP
 2019年のドラフトで全体11番目に指名されていたウエストバージニア大出身の右腕、ブルージェイズのアレック・マノア(22)が27日、3Aからメジャーに初昇格を果たして即ヤンキースとのダブルヘッダー第1試合に先発。6回を2安打無失点に抑え、7つの三振を奪って初勝利を挙げた。
 初回にはヤンキースの3番DHのアーロン・ジャッジ(29)をこの日最速の97・3マイル(約157キロ)の速球で三振に仕留め、6回まで投げた88球のうち60球がストライク。与えた四球は2つで「最初の4球までは緊張した」と言いながらも落ち着いたマウンドさばきを見せた。

 マノアは198センチ、118キロの巨漢右腕。現時点で登録されている投手の最重量は今季5勝を挙げているホワイトソックスのランス・リン(34=196センチ)の127キロだが、マノアはリーグ全体で7番目に重い投手となった。

 この日はデーゲームのダブルヘッダー第1試合とあって観客はまばらだったものの内野席の一角にはマノアの母スサーナさんを含む家族と親せきが多数駆けつけてメジャー・デビューを果たした一族の“期待の星”を応援。マノアは「応援してくれた人をみんな抱きしめてやりたい」と感無量の面持ちだった。

 なおマノアが投げた第1試合はア・リーグ東地区5位のブルージェイズが2―0で勝ち、第2試合は同地区3位のヤンキースが5―3で勝利。ブルージェイズは25勝24敗、ヤンキースは29勝21敗となった。

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