横浜1年生・緒方 絶体絶命9回2死から逆転サヨナラ3ラン!史上初に「夢のよう、人生で一番良い当たり」

2021年08月11日 13:26

野球

横浜1年生・緒方 絶体絶命9回2死から逆転サヨナラ3ラン!史上初に「夢のよう、人生で一番良い当たり」
<横浜・広島新庄>9回2死一、三塁、横浜・緒方はサヨナラ3ランを放ちガッツポーズ(撮影・坂田 高浩) Photo By スポニチ
 【第103回全国高校野球選手権 1回戦   横浜3-2広島新庄 ( 2021年8月11日    甲子園 )】 第103回全国高校野球選手権大会の第2日は11日、甲子園球場で1回戦が行われ、3年ぶり出場の横浜(神奈川)が5年ぶり出場の広島新庄(広島)を逆転サヨナラの3-2で下し、初戦を突破した。
 横浜は2点を追う9回2死一、三塁、1年生の1番・緒方が大会1号となる左翼へ逆転サヨナラ3ランを放って試合を決めた。サヨナラ本塁打は19年の福本陽生(星稜)以来、通算23本目。逆転サヨナラ本塁打は7本目で1年生は史上初。

 劇的な1発でガッツポーズしながらダイヤモンドをまわった緒方は「3年生と1日でも野球をやりたいという気持ちだった。夢のような打席、人生で一番良い当たりでした。打った瞬間は頭が真っ白だった。うれしい気持ちがこみ上げた。同級生の杉山が点を取られていたのでなんとか点を取りたかった」と喜びを爆発させた。

 村田浩明監督は「チャンスはいくつか作れたけれど、好投手ということで1本出なくて。迷いがあった。その中でストレートを最後しっかり打てと言ったところ、緒方が逃さずしっかり打ってくれた」と称えた。1年生ながら名門の遊撃手としてスタメンに名を連ねる緒方に「1年生らしく思い切ってやってくれと言っていました。少しバントミスしたりもあったが、ああいうところでしっかり結果を出せたのは今後の成長につながると思います」と目を細めた。

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