新田・向井 今大会最小兵投手が最長身に投げ勝ち2失点完投 緩急で相手打線翻弄「きょうは80点くらい」

2021年08月11日 05:30

野球

新田・向井 今大会最小兵投手が最長身に投げ勝ち2失点完投 緩急で相手打線翻弄「きょうは80点くらい」
<静岡・新田> 静岡に勝利し、グラブを叩く新田・向井(撮影・平嶋 理子)  Photo By スポニチ
 【第103回全国高校野球選手権大会第1日 1回戦   新田4-2静岡 ( 2021年8月10日    甲子園 )】 身長1メートル69で今大会の背番号1の選手の中で最小兵の一人である新田の先発・向井駿貴が、1メートル92で同最長身の静岡・高須大雅に投げ勝った。
 甲子園からエースナンバーを背負う2年生右腕は、130キロ台前半の直球にスライダー、90キロ台のカーブを織り交ぜて打者を手玉に取った。フライアウトを15個で2失点完投し「きょうは80点くらい」。岡田監督は「先発は迷った。(捕手兼投手の)古和田と話をして、向井で行こうと決めた。期待以上の投球」とたたえた。

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