157キロ右腕だけじゃない 明桜の4番・真柴育夢は好機に強い仕事人

2021年08月14日 09:47

野球

157キロ右腕だけじゃない 明桜の4番・真柴育夢は好機に強い仕事人
ノースアジア大明桜・真柴 Photo By スポニチ
 第103回全国高校野球選手権大会は14日、第3日の1回戦4試合が予定されていたが、天候不良のため15日に順延となった。大会本部によると、3日続けて順延になるのは1975年(昭和50年)の第57回大会以来、46年ぶり。
 ノースアジア大明桜(秋田)の4番を担う真柴育夢(はぐむ=3年)は、5回途中でノーゲームとなった12日から3日連続の順延にも「モチベーションを下げないように、常にどういう試合をするか考えています」と初陣を見据えた。

 秋田大会から「4番・一塁」は不動。身長1メートル87の体躯(たいく)を持つが、高校通算は5本塁打で、左打席から広角に打ち分けるバットコントロールが武器だ。

 輿石重弘監督が「非常に勝負強い打者」と評する通り、秋田大会5試合でチームトップタイの6打点とポイントゲッターぶりを発揮した。

 「タイミングが合わなかった」と真柴は秋田大会の打率・211を課題としたが、早めにトップをつくるように打撃を修正し「コンディションは良い感じ。打撃の調子も上がってきました」と声を弾ませる。

 チームでは、世代最速の157キロを誇るエース右腕・風間球打(きゅうた=3年)に大会一の注目が集まるが、チャンスに強い仕事人にも注目だ。(柳内 遼平) 

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