西武・山川が四球後の初球を狙い打ち逆転打 天敵・岩下をすり足打法で攻略

2021年08月17日 21:49

野球

西武・山川が四球後の初球を狙い打ち逆転打 天敵・岩下をすり足打法で攻略
西武サイト<ロ・西15>4回無死満塁から左線に2点タイムリーを放った山川(撮影・長久保 豊) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   西武8―2ロッテ ( 2021年8月17日    ZOZOマリン )】 しょうがをすり下ろす、ではなく「すり足」で攻略した。
 1点を追う4回無死満塁で、西武・山川が貴重な逆転打を放った。前の打者が四球で出塁。セオリー通りに初球を狙い打ちし、149キロの直球を左翼線に運んだ。

 逆転の2点適時打に「うまく打てた。追い込まれる前に決着を付けたかったし、1球で仕留め切れて良かった」

 「新しょうが」の相性で呼ばれる岩下にチームは今季3戦3敗。昨季から6連敗を喫していた。攻略のために山川は「タイミングだけ。対応できるような待ち方をした」と左足のステップを「すり足」にし、直球に力のある岩下に対して振り遅れないようにした。しょうがをすり下ろす、ならぬ、すり足打法が功を奏した。

 「今日みたいに打点をしっかり稼げたら」と山川。ファンは豪快な一発も期待しているが、「(今は)どんなボールでもホームランを打てる状態じゃない、そういう状態に上がってきたらホームランで貢献したい」と誓った。

おすすめテーマ

2021年08月17日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム