巨人・山口 7回2安打1失点好投も57日ぶり白星ならず 悔やまれる初回、ノーヒットで先制許す

2021年09月02日 20:18

野球

巨人・山口 7回2安打1失点好投も57日ぶり白星ならず 悔やまれる初回、ノーヒットで先制許す
<巨・ヤ17>力投する巨人・山口(撮影・森沢裕) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人―ヤクルト ( 2021年9月2日    京セラD )】 巨人の山口俊投手(34)がヤクルト戦(京セラD)に先発登板。7回2安打1失点と好投も打線の援護なく、7月7日の中日戦(東京D)以来5試合&57日ぶりの今季3勝目を手にすることはできなかった。
 山口は初回、1番・塩見に四球を与えると、2番・青木の投ゴロを二塁に悪送球して自ら傷口を広げ、3番・山田にも四球でいきなり無死満塁のピンチ。4番・村上の二ゴロ併殺崩れで1点先制を許した。ノーヒットで先制された山口だったが、5番・オスナをフォークで空振り三振に仕留めると6番・中村は中飛。無死満塁を何とか最少1失点でとどめた。

 2回、3回は2イニング連続で3者凡退に打ち取り“ノーヒットワンラン”状態だった山口は4回2死から中村にこの試合初安打となる中前打を打たれたが、その後も初回が嘘のような安定した投球を続けた。6回まで95球を投げたが、その裏、先頭打者として回ってきた打席に入って7回も続投。3人でピシャリと抑えて打線の援護を待った。だが、その裏、岡本和、ウィーラーに安打が出ながらあと1本が出ずに無得点。1―1のまま迎えた8回のマウンドには2番手左腕・中川が上がった。

 山口の投球内容は7回で打者26人に対して111球を投げ、2安打1失点。7三振を奪い、与えた四球は3つだった。

 山口は後半戦初登板となった8月13日の中日戦(東京D)で6回まで1安打零封も7回に2失点で逆転を許して降板。同20日のDeNA戦(東京D)は4回まで2安打零封も5回に3失点で逆転を許し、同27日の中日戦(バンテリンD)では2回4失点(自責3)でKOされた。

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