【最優秀バッテリー賞】中日・柳、由伸から盗む!食事は?トレーニングは?セ2冠右腕貪欲に質問攻め

2021年12月15日 05:30

野球

【最優秀バッテリー賞】中日・柳、由伸から盗む!食事は?トレーニングは?セ2冠右腕貪欲に質問攻め
イエローハットを被り笑顔の(前列左下から時計回りに)中日の木下拓、柳、オリックスの山本、若月(撮影・光山 貴大) Photo By スポニチ
 スポーツニッポン新聞社が制定する「2021年度プロ野球最優秀バッテリー賞 powered by DAZN」の表彰式が14日、東京都文京区の東京ドームホテルで開かれた。パ・リーグはオリックスの山本由伸投手(23)―若月健矢捕手(26)、セ・リーグは中日の柳裕也投手(27)―木下拓哉捕手(29)が選ばれた。木下拓は2度目の受賞で、他の3選手は初受賞。スポーツニッポン新聞社の小菅洋人代表取締役社長から賞金100万円などが贈られた。
 自ら「派手な投球はできない」という柳の最大の武器は、制球力と変化球のコンビネーション。際どいコースも木下拓が巧みなキャッチングでサポートした。初受賞に「これを励みに来季も頑張りたい」と語った右腕は「木下さんと全登板で組んで信頼関係が強くなって何とか自分の投球ができた。タイトルを獲れたのも木下さんのおかげ」と女房役への感謝も忘れなかった。

 11勝を挙げた今季は最優秀防御率(2.20)&最多奪三振(168個)の2冠。春先の不振から立ち直って好成績を残した。副賞の乾電池320本の使い道を聞かれると「疲れがたまる夏場にユニホームのポケットに入れて(パワーをもらって)頑張りたい」と冗談を言って笑わせた。

 表彰式の合間には4歳下ながら日本を代表する投手でもあるオリックス・山本に食事やトレーニング方法を質問。「日本を代表する投手から何か盗めれば」と来季へ向けて貪欲な姿勢を見せた。(秋村 誠人)

 ≪高知人の気性に合わない?木下拓に有藤大先輩から独特賛辞≫木下拓は昨年の大野雄とのコンビに続く2年連続受賞。「みんなから“今年も投手のおかげで獲れたな”と愛ある言葉をもらった。これにめげず来年もまた獲りたい」と笑わせた。柳が登板した全26試合にマスクをかぶって好リード。母校・高知高の大先輩で選考委員の有藤通世氏からは「人に好かれる人柄の高知県人にいい捕手はいないけど、よく頑張った」と独特の表現で褒められた。

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