九州国際大付が11年ぶり8強 1番・黒田が4安打4打点の大当たり「自分のバッティングができた」

2022年03月24日 16:50

野球

九州国際大付が11年ぶり8強 1番・黒田が4安打4打点の大当たり「自分のバッティングができた」
<広陵・九州国際大付>8回2死一、二塁、九州国際大付・黒田は右中間に2点適時三塁打を放つ。投手松林(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【第94回選抜高校野球大会第6日第3試合 2回戦   九州国際大付4-1広陵 ( 2022年3月24日    甲子園 )】 第94回選抜高校野球大会第6日は24日、阪神甲子園球場で行われ、第2試合から2回戦に突入した。第3試合では九州国際大付(福岡)が広陵(広島)を4-1で下し、11年ぶりに8強進出を決めた。
 1番・黒田が打って、打って、打ちまくった。先制を許した直後の2回、2死満塁の好機で右前に逆転適時打を放ち、先発の香西を援護。「(延長10回サヨナラ勝ちの)初戦は香西に苦しい思いをさせてしまったので、自分の一打で流れを変えて、楽な形にしてあげたいと思っていたので、一本出て良かったです」と安どの表情で振り返る。

 その後は両チーム、スコアボードに0が並んだ。そんな緊迫した展開の中、またも黒田のバットから貴重な追加点が生まれた。8回2死一、二塁で右越えの適時三塁打。リードを3点に広げて、「今までは自分のバッティングという内容ではなかったが、この打席は自分のバッティングができたので、とても良かったです」。この日は4安打の固め打ち。とりわけ大事な場面で出た1本に笑顔があふれた。

 次戦は27日の第1試合、浦和学院(埼玉)と対戦する。「相手のピッチャーがいいということなので、しっかりと食らいついて1本出したいと思います」。勢いに乗ったリードオフマンが、チームを春夏通じて初の頂点へと導いていく。

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