巨人・吉川尚輝が今季2度目サヨナラ打「絶対打ってやろうという気持ちだった」8回にはチャンスで凡退

2024年05月29日 22:52

野球

巨人・吉川尚輝が今季2度目サヨナラ打「絶対打ってやろうという気持ちだった」8回にはチャンスで凡退
<巨・ソ>12回、サヨナラ打を放った吉川はファンと喜び合う(撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【交流戦   巨人1ー0ソフトバンク ( 2024年5月29日    東京D )】 巨人は28日、交流戦でソフトバンクと対戦(東京D)し、劇的なサヨナラ勝ち。延長12回に吉川尚輝内野手(29)が決勝打を放ち、球団今季最長4時間29分の激闘に終止符を打った。
 東京ドームに割れんばかりの「尚輝コール」がこだました。

 0ー0のまま迎えた延長12回、先頭の丸が左前打で出塁すると代打・小林がきっちりバントを決め1死二塁。続く吉川が相手投手オスナの初球、153キロストレートをはじき返した。打った瞬間「抜けると思った」という右翼フェンス直撃の決勝右越え二塁打。チームメートから手洗い祝福を受け、喜び合った。吉川のサヨナラ打は5月4日阪神戦の10回に決勝打を放って以来、今季2度目。

 試合後、吉川はお立ち台で「本当に丸さん、誠司さん(小林)がつないでくれて、なんとかしたい気持ちがありましたし、絶対打ってやろうという気持ちでした」と振り返った。

 8回には2死満塁のチャンスで遊ゴロに倒れ得点のチャンスを逃していたが、自らのバットで雪辱を果たした。

 投手陣は魂の8人継投で12回を無失点と粘りを見せていた。前日に続く零敗だけはさけたかった。吉川は「何とかしたいという思いだった。最後こういう形で勝って良かった」と安どした。

 阿部監督も「最後ね、すっきり打ってくれました」と喜び、吉川の初球打ちを「それがいい結果につながったんじゃないですかね」と評価した。

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