ドジャース Wヘッダー第1戦は延長制し連敗5でストップ 大谷翔平は5打数無安打も打線が終盤粘り

2024年05月29日 07:54

野球

ドジャース Wヘッダー第1戦は延長制し連敗5でストップ 大谷翔平は5打数無安打も打線が終盤粘り
<メッツ・ドジャース>6回、打席の大谷(撮影・光山 貴大) Photo By スポニチ
 【ナ・リーグ   ドジャース5-2メッツ ( 2024年5月28日    ニューヨーク )】 ドジャースの大谷翔平投手(29)が28日(日本時間29日)、敵地でのメッツ戦のダブルヘッダー第1戦に「2番・DH」で先発出場。5打数無安打に終わったが、チームは延長戦を制し、連敗を5で止めた。
 大谷は初回1死の第1打席で空振り三振に倒れると、3回1死一塁の第2打席は一ゴロ、6回の第3打席も一ゴロだった。

 0-2の8回1死一、二塁の第4打席は一発出れば逆転という好機だったが相手シフトに阻まれ遊ゴロに倒れた。

 打線が土壇場で追いつき、2-2で迎えた延長10回無死一塁の第5打席は高めの球にバットが出てしまい、3球三振に終わり5打席快音が響かず、3戦ぶりにノーヒットに終わった。

 ただ、打線は0-2の8回2死一、三塁からフリーマンの左前適時打で1点を返すと、1-2の9回にT・ヘルナンデス、ラックスの連打で無死一、三塁の好機からテーラーがスクイズ。これを相手4番手・オッタビノがお手玉(記録は内野安打)し、土壇場で同点に追いついた。

 その裏、1死満塁というサヨナラのピンチをしのいで延長戦に持ち込むと、無死二塁からベッツの中前適時打で勝ち越しに成功。大谷は空振り三振に倒れたものの続くフリーマンが右翼席へ6号2ラン。リードを3点に広げ、終盤の粘りで逆転勝利。連敗を5で止めた。
 
 大谷は16日(同17日)のレッズ戦で一塁走者として出塁後、けん制球が左太腿裏を直撃。打撃に影響はないもののロバーツ監督が走塁に制限をかけていることを明かしていた。

 前日27日(同28日)のメッツ戦は悪天候で中止となったが、メディアの取材に応じ、患部について「日に日には良くなってきている」と回復していると語った。

 ただ、指揮官はこの日の試合前、「ダブルヘッダー第2試合は翔平をスタメンから外すつもりだ。ハムストリングが熱くなった状態でクランクアップし、クールダウンして調子を取り戻すというのは、あまり意味がない。だから、彼は2試合目に外すだろう」と話し、第2戦は休養させる見通しを明かした。

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