日本ハム・新庄監督 覚悟の阪神ユニ「怒られても別にいい」 ファンのために…「記念になった」

2024年05月29日 22:54

野球

日本ハム・新庄監督 覚悟の阪神ユニ「怒られても別にいい」 ファンのために…「記念になった」
<神・日(1)>阪神タイガースのユニホームを着て、登場した新庄監督(左)と岡田監督(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 【交流戦   日本ハム8―2阪神 ( 2024年5月29日    甲子園 )】 日本ハムは29日、阪神と対戦。8-2で下し、新庄剛志監督(52)が、甲子園球場「1勝」を刻んだ。
 新庄監督は試合前のメンバー交換に阪神のユニホーム姿で登場。ファンの度肝を抜くパフォーマンスで古巣の本拠地を沸かせた。背番号はルーキー時代の「63」、背中には漢字で「新庄監督」と入ったもの。

 「漢字で“新庄監督”がちょっとかっこいいかなと。岡田監督も記念撮影快く受け入れてくれて、記念になりました」と、阪神の岡田監督にも感謝した。

 記念撮影後、すぐにベンチ裏で着替えて戦闘モードに切り替えた。だが、古巣とはいえ、敵のユニホームに袖を通す批判は覚悟の上だった。「スタンドの阪神ファンのみんなが思い出してくれたらと。(阪神デビュー当時の)63番が見られるなんてって、それが聞けたらいくら怒られても別にいいです」。

 2年前は3連敗。ついに監督として、甲子園で初勝利を挙げた。「大きい。ほんと選手達が幸せだなって。こんなスゴイ球場、あれだけのファンの前でプレーできる。オレ出たいなって思った」としみじみと振り返った。

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