杉本正氏 ソフトB・杉山は制球意識しすぎて持ち味消した 強い球投げ込むことに集中すべき

2022年04月28日 05:30

野球

杉本正氏 ソフトB・杉山は制球意識しすぎて持ち味消した 強い球投げ込むことに集中すべき
<ソ・西>2回、満塁のピンチを迎えマウンド上に集まる杉山(左から3人目)らソフトバンクナイン(撮影・岡田 丈靖)         Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   ソフトバンク2-8西武 ( 2022年4月27日    ペイペイD )】 【杉本正 視点】マウンドで躍動感がなく、おとなしいピッチングに映った。ソフトバンクの先発・杉山は制球を意識するあまり、自分らしさを消していた。
 杉山は投球時に上体が反れて球離れが早くなり、リリースポイントが定まらなくなる面がある。その点を意識しすぎて、下半身の体重移動がスムーズにできていなかった。打者はスピードガンほどの威力を感じず、初回には154キロの直球を山川に3ランされた。持ち味を出すためにはコントロールを過剰に意識せず、強い球を投げることに集中した方がいい。

 打線は2得点に終わったが、序盤の大量失点で作戦面などに影響が出た結果だ。ガルビスを除く先発8人がヒットを記録し、計10安打と好調をキープしている。それだけに先発投手が粘って試合をつくることが大事になってくる。

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