阪神 16日巨人戦以来2度目の3人継投で勝利!7回アルカンタラ→8回湯浅→9回岩崎の「鉄壁」新方程式

2022年04月28日 05:30

野球

阪神 16日巨人戦以来2度目の3人継投で勝利!7回アルカンタラ→8回湯浅→9回岩崎の「鉄壁」新方程式
(左から)アルカンタラ、湯浅、岩崎 Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   阪神3-1中日 ( 2022年4月27日    甲子園 )】 阪神、中日両軍に相次いだミスで流れが二転三転する中、猛虎のリリーフ陣が着実に仕事を果たした。まずは2点優勢の7回に登板したアルカンタラが力強いボールで中日打線をなで斬った。
 「今日も仕事ができてうれしい。今日は(直球が)両サイドにコントロールできていた」。1死から代打・溝脇に中前打を許しながら、後続を断ってバトンを3番手の湯浅に託した。

 若き剛腕はピンチで踏ん張った。先頭のA・マルティネスに遊撃内野安打で無死一塁もビシエドを直球で押して追い込むと、最後はフォークで遊ゴロ併殺に退けた。

 「絶対にゼロで抑えて岩崎さんにつなぐという気持ちでマウンドに上がりました。ランナーを出してしまいましたが、いい形でつなぐことができて良かった」

 助っ人右腕と後輩のつないだバトンを受け取った新守護神の岩崎も結果で応えた。走者を出しても動じることなく最後は2死一塁で岡林を二ゴロに仕留めて今季3セーブ目。開幕戦の1失点以降は8試合連続無失点の左腕は「勝つことができて良かったです」と“平常運転”のコメントで勝利をかみしめた。

 3人の継投で勝利するのは2―1で逃げ切った16日の巨人戦以来、今季2度目。練習ではアルカンタラと岩崎は常に行動をともにし、積極的にコミュニケーションを図る。そして1軍経験の浅い湯浅は「岩崎さんにいろいろ聞いています」とケア法や日々のコンディショニング調整の仕方を学んでいる。これから「鉄壁」となる虎の新方程式が輝きを放った夜だった。(遠藤 礼)

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