あぁ…惜しかった 中日・大野雄 史上17人目の完全試合目前、延長10回2死でストップ

2022年05月06日 20:22

野球

あぁ…惜しかった 中日・大野雄 史上17人目の完全試合目前、延長10回2死でストップ
<中・神>延長10回 2死 佐藤輝に右中間二塁打を打たれた大野雄(撮影・成瀬 徹) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   中日―阪神 ( 2022年5月6日    バンテリンD )】 中日の大野雄大投手(33)が6日の阪神戦で、プロ野球史上17人目の完全試合を目指し、快調に投球を進めたが、延長10回2死で途絶えた。
 29人まで順調にアウトに奪ったが、115球目だった。3番・佐藤輝への2球目に右中間二塁打を浴びて、記録達成ならず。その直後に、立浪監督がマウンドに直々に訪れて激励すると、大山を二飛に打ち取り、先制は許さなかった。

 初回の立ち上がり、先頭の近本を見逃し三振に仕留めると、波に乗った。直球、変化球ともに冴え渡り、阪神打線から凡打の山を築いた。9回まで1人の走者も許さなかったが、打線の援護なく、延長戦に突入していた。

 完全試合ならば中日の投手では史上初の快挙となったが、あと一歩のところで達成はならなかった。

 大野雄は19年9月14日の阪神戦でもノーヒットノーランを達成している。

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