「麟太郎に負けるな!」 佐賀商・2年生4番の長谷尾が3安打4打点「初戦が大事だと思っていた」

2022年07月11日 06:00

野球

「麟太郎に負けるな!」 佐賀商・2年生4番の長谷尾が3安打4打点「初戦が大事だと思っていた」
<佐賀商・佐賀東>3安打4打点の活躍だった長谷尾 Photo By スポニチ
 【第104回全国高校野球選手権佐賀大会・2回戦   佐賀商12-0佐賀東 ( 2022年7月10日    みどりの森県営 )】 4年ぶりの甲子園を目指す佐賀商は、2年生4番の長谷尾達也が3安打4打点と大暴れした。13安打12得点の5回コールド発進に貢献し、「初戦が大事だと思っていた。こういうゲームができてよかった」と喜んだ。
 初回1死一、三塁で先制の右前適時打。変化球狙いだったが、甘く入った直球をはじき返し「しっかり対応できたのが良かった」と笑みを浮かべた。3回1死二、三塁では三塁線を破る2点二塁打で追加点をもたらし、4回にも右前適時打を放った。

 1年夏から4番を打つ左打者。同じ学年では佐々木麟太郎(花巻東)、佐倉(人ベンに峡の旧字体のツクリ)史朗(九州国際大付)がスラッガーとして注目を集めている。森田剛史監督からは「麟太郎に負けるな!」とハッパをかけられている。長谷尾は「自分は長打力というより、対応力があると思っているので、しっかり率を残していきたい」と話した。昨夏は準決勝で涙をのんでおり「必ず決勝まで行って勝ち切りたい」と意気込んだ。 (杉浦 友樹)

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