【高校野球】県岐阜商 劇的サヨナラで2年連続30度目の夏切符 帝京大可児との延長11回激闘制した

2022年07月28日 13:25

野球

 【第104回全国高校野球選手権岐阜大会・決勝    県岐阜商7―6帝京大可児 ( 2022年7月28日    長良川 )】 県岐阜商が劇的なサヨナラ勝ちで2年連続30度目の夏切符を手にした。6―6で迎えた延長11回、先頭の8番・村瀬海斗(3年)が右越えサヨナラ本塁打を放ち、激闘に終止符を打った。村瀬は「打った瞬間、行ったと思いました。自分が決めるという気持ちで打席に入りました」と興奮気味に振り返った。
 1点リードの8回に一挙5点を失い、逆に4点のビハインドを背負ったが、そこから打線が驚異の粘り腰を発揮した。直後の8回の攻撃で5連打を浴びせて同点に追いつき、延長戦に持ち込んで勝ちきった。鍛治舎巧監督は「帝京大可児さんには春の県大会で完敗していました。そこからもう一度チームを作り直して、全員で頑張ってきた結果。選手たちをほめてあげたい」と目を細めた。

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