高岡商 激闘制し5大会連続夏切符 9回2死無走者から追いつく粘り

2022年07月30日 06:00

野球

高岡商 激闘制し5大会連続夏切符 9回2死無走者から追いつく粘り
5大会連続甲子園出場を決め、マウンドに駆け寄る高岡商ナイン(毎日新聞社提供) Photo By 提供写真
 【第104回全国高校野球選手権富山大会・決勝   高岡商12-11氷見 ( 2022年7月29日    富山市民球場 )】 高岡商が3時間26分の激闘を制し、5大会連続22度目の夏切符を勝ち取った。
 最大6点差を追いつかれた後は一進一退の攻防で、3度目の劣勢に立たされた9回は2死無走者の崖っぷちから同点。なお2死二塁で3番・川尻啓人(3年)が左中間へ決勝二塁打を放ち、直後の2死二、三塁を守り抜いた。

 主将で「4番・捕手」の近藤祐星(3年)は4回の守備で左脚を負傷し、背負われて戻ったベンチで治療を受けて最後まで出場。「あと1球になってもメンバー外の3年生の顔が浮かんで負けられないと思った。完全燃焼を表現できた」とうなずいた。

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