×

オリックス正念場…首位争いまっただ中で中嶋監督がコロナ感染 水本ヘッドコーチが監督代行に

2022年08月26日 04:45

野球

オリックス正念場…首位争いまっただ中で中嶋監督がコロナ感染 水本ヘッドコーチが監督代行に
オリックス・中嶋監督 Photo By スポニチ
 痛恨のコロナ禍に見舞われた。オリックスは25日、中嶋聡監督(53)と、球団スタッフ1人が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたと発表した。24日の日本ハム戦後に帯広空港発の航空機で羽田空港へ移動し、同日に都内で実施したスクリーニング検査で判明した。ともに無症状で都内で隔離療養している。チームはこの日は試合がなく、26日の西武戦(京セラドーム)から、水本勝己ヘッドコーチ(53)が監督代行を務める。
 し烈な首位攻防戦線のまっただ中で、指揮官不在の緊急事態だ。「中嶋マジック」と呼ばれる直感とデータを駆使した大胆采配を欠くことは大きな痛手。親身に指導するスタイルとユニークな人柄で人望も厚く、精神的支柱と言える存在でもあるだけに、マイナス要素は避けられない。

 救いは、この日夜の試合でソフトバンクが敗れたため、自力優勝の可能性が復活したことだ。3位ながら首位・ソフトバンクまで2ゲーム差。まずは1・5差で追う2位・西武との直接対決に臨む。

 中嶋監督は24日の日本ハム戦後、この西武との3連戦を重要な戦いと位置付け、「今はもう全て勝ちにいくイメージで行かないといけない。今までやってきたことを全部出せるように戦うだけかなと思います。オレが気負っても、やるのは選手。やってもらいましょう」と話していた。

 シーズン終盤で迎えた今季最大の正念場。“中嶋オリックス”の真価が試される。(湯澤 涼)

おすすめテーマ

2022年08月26日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム