【大谷翔平の水原一平通訳が語る】2年連続偉業へ“儀式”背中を叩く!

2022年09月27日 02:30

野球

【大谷翔平の水原一平通訳が語る】2年連続偉業へ“儀式”背中を叩く!
三振を奪い雄叫びを上げる大谷 Photo By スポニチ
 【 「I REPORT」9月編 】 水原一平通訳(37)の「I REPORT」はシーズン終盤の舞台裏をお届けする。
 翔平が23日のツインズ戦でシーズン200奪三振を達成しました。記念球は捕手のスタッシから試合中に渡され、僕のロッカーに置いています。翔平は自分の記念品にあまり興味がありませんが、せっかくだから取っておこうと思いました。

 その日は元同僚のカージナルスのプホルスが通算700本塁打を達成しました。1本目(699号)をヒーちゃん(元エンゼルスでドジャースの左腕ヒーニー)から打ったというのも縁を感じました。クラブハウスでハイライト映像を見た翔平も「あれ、ヒーちゃんじゃん」と反応していて、その後の記録達成を喜んでいました。クラブハウスでは、MVP争いで注目されているジャッジ選手の映像も頻繁に流れていて、翔平は「すげーな、異次元だ」とよく言っています。ヤクルトの村上選手の55号も映像で確認し「凄い“確信歩き”だった」と驚いていましたね。

 ここ最近はできていないですが、僕と翔平がノリで始めた“儀式”を紹介します。8月下旬のレイズ戦あたりで翔平に「気合を入れて叩いて」と言われたのがきっかけで、僕が翔平の背中を両手でバーンと叩いてから打席に向かうようにしました。“儀式”の直後はたぶん8打数6安打くらいでかなり打率がいいです。8月31日のヤンキース戦では30号を放ち、次の試合も安打。再開したいですね。

 野球以外では、翔平はNetflixのドラマ「ストレンジャー・シングス」にハマっています。僕は見たことがありませんが、シーズン4まであって翔平はおそらく全部見ています。翔平から「面白いよ。絶対、見た方がいい」と薦められているので、オフの間に見ようと思います。

 残り9試合。100打点まであと7で、規定投球回まではあと9回です。MVPはもちろん獲れるに越したことはないですが、サイ・ヤング賞も得票を得られれば光栄です。最後まで健康でプレーできるように、全力でサポートします。(エンゼルス通訳)

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