日本ハム・達 プロ最長6回を1失点 1メートル94右腕は同じ長身の助っ人投手から学ぶ

2022年10月28日 06:00

野球

日本ハム・達 プロ最長6回を1失点 1メートル94右腕は同じ長身の助っ人投手から学ぶ
フェニックス・リーグ、阪神戦でプロ入り後最長の6回を1失点に抑えた日本ハム・達(左) Photo By スポニチ
 【フェニックス・リーグ   日本ハム0―3阪神 ( 2022年10月27日    SOKKEN )】 日本ハム・達が新庄監督のフェニックス・リーグ視察最終日となった阪神戦で、プロ入り後最長の6回を投げ4安打1失点と好投した。指揮官の存在は知らなかったものの「初めて6回を投げて(失点は)初回の1点だけということに関しては収穫」と振り返った。
 当初の予定では6回、100球がメドだったが、わずか1四球で67球で予定投球回に到達。試合後にブルペンに向かい、15球を2セットを加えて計97球を投げたほどで「それくらい投げてもまだまだ余力はあったので良かった」と笑顔だった。

 学生時代は「英語が一番苦手だった」と笑うが、米国出身のガントと通訳なしで頻繁に会話。「自分が外国に行き、その国の言葉をしゃべれないと精神的にもしんどくなる。1人でもしゃべれる人がいたら誰でも楽だと思うので、そういう人になれたらいい」と18歳とは思えない気遣いを見せている。シーズン中はポンセと通訳を交えてトレーニング談議をしたこともあり「身長(1メートル94)が近く、日本人より自分は向こうの体形の方が似ていると思うので、つかめたらいいと思った」と説明。助っ人陣からさまざまな体験談も伝授され、順調に成長している。(東尾 洋樹)

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