プロ野球&Jリーグ合同で20年3月発足「新型コロナウイルス対策連絡会議」今季で一区切り

2022年10月31日 11:57

野球

プロ野球&Jリーグ合同で20年3月発足「新型コロナウイルス対策連絡会議」今季で一区切り
斉藤コミッショナー Photo By スポニチ
 2年8カ月前にプロ野球とJリーグが合同でスタートした「新型コロナウイルス対策連絡会議」が今年11月をもって一区切りをつけることになった。
 全国各地にクラスターが発生し始めた20年3月12日に発足。プロ野球の斉藤惇コミッショナー、Jリーグの村井満チェアマン(当時)を座長に、感染症の専門家チームとして東北医科薬科大・賀来満夫特任教授 愛知医科大・三鴨廣繁教授、東邦大・舘田一博教授にさまざまな意見を仰ぎながら、以降毎月2回の頻度で会議を開いてきた。第66回を迎えた31日、座長を務めた野々村芳和チェアマンが「11月に2回ありますが、会議自体はいったん、今シーズンで終了させて頂こうと先生方とも決めています」と明かした。

 今後は第8波などが再拡大した場合でも、両競技団体は3年間、積み上げてきた感染対策を講じながら、専門家チームの助言を受けることとした。

 プロ野球・日本シリーズが第7戦の末、オリックスの優勝で終了したことを受け、斉藤コミッショナーは「お陰さまで7戦とも満員が続きました。お客様、選手もマスクをしっかりつけ、無事終了することができました。選手、そしてスタッフ、関係者の皆様の努力だと思います」と改めて感謝の意を述べた。

 熱戦を視察しながら、3年に及ぶ同会議での風景も思い出したという。「3人の先生と我々でスタートした。いろいろな問題でぶつかり合いましたが、さまざまな分野の先生と共同態勢を敷いて対応できたのではないか。そのお陰ではないかと…。改めて球場の観客席を感無量の気持ちでながめてました」と話した。

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