清原和博氏「青春は密どころじゃない」“はい”“いいえ”しか言えない「放送できない」PL1年生の思い出

2022年12月21日 23:02

野球

清原和博氏「青春は密どころじゃない」“はい”“いいえ”しか言えない「放送できない」PL1年生の思い出
<中日・立浪監督、清原氏ラジオ出演>東海ラジオで共演し、笑顔で握手する立浪監督(左)と清原和博氏(撮影・椎名 航) Photo By スポニチ
 プロ野球の西武、巨人、オリックスで活躍した清原和博氏(55)が、21日放送の東海ラジオ「立浪×清原 baseball session」に出演。PL学園の後輩で、「ミスタードラゴンズ」こと中日の立浪和義監督(53)と対談形式で本音トークを展開した。
 番組では、PL学園時代の思い出も振り返った。2学年先輩の清原氏に対して立浪監督は「3年生とはしゃべれないですよ。“はい”と“いいえ”以外言うな、と初めの入寮の際に2年生に言われました」と厳しい上下関係を振り返った。一方の清原氏は、1年生の打撃を初めて見た際に「他の1年生は打球が前に飛ばない。立浪監督だけはパシッと、ライナー性で打ったのがすごい印象に残って。これは1年生の打球じゃない」とビックリしたエピソードを披露した。

 しかし、2人とも顔が引きつったのが寮生活。清原氏は「仙台育英高校の監督さんみたいにね、青春は密ですから、と。(PL学園は)密どころじゃないですからね」と苦笑い。1学年20~30人で、1部屋は4人ずつの寮生活は「それぞれ、色んなことがありますよ」と言う。

 部屋では1年生が洗濯、掃除するのは当たり前。立浪監督は「お相撲の付き人制度みたいなのがありまして、食事もマッサージもやるんです。(1年生は)野球どころではない中で、清原さんはレギュラーでしたから。大変だったと思います」と回想し、清原氏も「入学してから夏までにあっという間に体重は10キロ痩せました。握力は15キロぐらいアップしました、マッサージで」と笑いながら振り返った。

 さらに同監督が「1年生の時に、何が一番大変でした」と清原氏に尋ねると、「やっぱり、集団での寮生活。縦の社会もありましたし、まあ、みんなPLの卒業生は、PLの1年生をもう1回やれ、と言われると“1億円もらっても断る”ということを言ってますよ」とキッパリ。食事の準備も、先輩の味の好みに合わせて1年生が調理するため、清原氏は3年生になった際に「(1年生に)お前の分も作れ、と。嫌いな先輩の食べ物に異物を入れるということがあったのでね。放送できないですが」と笑い話にしていた。

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