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阪神・藤原前オーナー 退任理由は「体力的なこと。チームとともに戦い抜く気持ちでございましたが」

2022年12月22日 05:15

野球

阪神・藤原前オーナー 退任理由は「体力的なこと。チームとともに戦い抜く気持ちでございましたが」
会見をする(左から)阪神の藤原前オーナー、杉山新オーナー(撮影・岸 良祐) Photo By スポニチ
 阪神は21日、杉山健博氏(64=阪急阪神ホールディングス代表取締役社長)の新オーナー就任を発表し、大阪市福島区の阪神電鉄本社で会見を開いた。阪急電鉄出身のオーナーは初めてで、藤原崇起オーナー(70=阪神電鉄会長)は退任。従来兼務だった代表取締役球団会長には秦雅夫氏(65=阪神電鉄代表取締役社長)が就任し、オーナー職と分ける異例の体制を敷いた。
 藤原前オーナーは「体力的なこと。143試合チームとともに戦い抜く気持ちでございましたが、かなわなくなってきた」と退任理由を明かした。18年12月に就任し、20年12月からの1年間は球団社長を兼任するなど矢野前監督を4年間にわたってバックアップ。「ファンの皆さまに優勝をお届けできなかったことは残念」と振り返り、杉山新オーナーには「気心の知れた秦会長と2人でチームの優勝、これからのプロジェクトを成功に導いてもらえたら」とエールを送った。

 阪神電鉄会長も来年4月1日付で退任し、相談役に就く。

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