落合博満氏 「いっくら教えても治らなかった」09年いきなり本塁打王のブランコの“弱点”

2023年02月15日 17:20

野球

落合博満氏 「いっくら教えても治らなかった」09年いきなり本塁打王のブランコの“弱点”
落合博満氏 Photo By スポニチ
 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(69)が15日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。2009年に来日いきなり本塁打王を獲得したトニ・ブランコ内野手の“弱点”について語った。
 タイロン・ウッズの代役として獲得したトニ・ブランコが1年目から本塁打と打点の2冠に輝いた2009年。大砲が期待以上の成績を残した割には勝てなかったと振り返った落合氏は、ブランコの“弱点”に言及した。

 ドミニカ共和国出身のブランコは中日入団前にはメジャーリーグのレッドソックスやナショナルズでプレーしていた。それを踏まえ「ツースリーになると必ず三振して帰ってきたような選手だった。これがアメリカと日本の野球の違いでね。アメリカは、今で言えばスリーツーになれば真っすぐで勝負するっていうのが大体アメリカのピッチャーの特徴だったけども、日本ってのはスリーツーなったら大体変化球でボール球を振らそうとかっていうね」と、まずは日本と米国を中心とした海外の野球の違いを説明。その上で「“スリーツーになったらお前には真っすぐは来ないんだからな”って言ってもやっぱりボール球を振ってたっていう。その印象が強かった。それ、いっくら教えてもやっぱり治らなかったけどね」と笑った。

 39本塁打(リーグ1位)、110打点(同)、87得点(同)、157三振(リーグ1位)という成績を残したブランコが加入した2009年の中日は、リーグ優勝した巨人と12ゲーム差の2位だった。

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