【プロ野球キャンプの記者仕事 15日目】命の危険を感じたスイングスピード

2023年02月15日 08:00

野球

【プロ野球キャンプの記者仕事 15日目】命の危険を感じたスイングスピード
ヤクルト時代の雄平 Photo By スポニチ
 【プロ野球キャンプの記者仕事 15日目】ヤクルトのキャンプ地は沖縄・浦添。立派な室内練習場だが、防球ネットと通路の距離が近い。しかも通路の真横に打撃マシンがセットされており、選手は通路側の防球ネットに向けて打つという構造なのだ。
 これが怖い。ぼーっと歩いていると突然白球に襲われ、ひやりとする。それでもネットがある。山田や村上などパワーヒッターは多いが身の安全は確保されている。ただ、その頑丈なネットの強度が心配になった選手がいた。

 雄平だ。もの凄いスイングからえげつない打球を放っていた。バットを提供するミズノ社が「スイングトレーサー」という計測器で測ったところ、そのスイングスピードはNPBのトップ級17人中、169・3キロで1位を記録したらしい。

 投手として最速154キロを誇る豪腕。体の強さは群を抜いていた。ネットを突き破らないか不安になるほどのスイングスピード。真中監督が「4番」として期待したのも納得だ。(K)

おすすめテーマ

2023年02月15日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム